感想。※ネタバレ注意
友達に「元気なときに見てね」と言われていて、私のメンタルを心配してかなと思って見始めて、少し見たところで察した。「あぁ、多分介護がテーマだこれ」って。 なんだろ。なんか察したんだ。知らない場所、知らないおじさんに対して「お父さんはどこ?」って問う少女。それだけだったんだけど。 認知症って子供に戻るって言われてるの。それを描写したんじゃないかなって。知らないおじさんの正体はまだ分からなかった。場所が介護施設なら介護士さんだし、と思って。 逃げ出して、パン屋さんに入ったところ見て、知らないおじさんは家族の誰かだって気付いた。 1章が終わって、2章になって、「彼はまだ帰ってこないの?」ってなって、一瞬黙った男性を見て、これ、男性が彼だって気付いた。同時に救われないことにも気付いてしまって動画を一度止めた。 認知症って治らないんだ。進行を遅くすることしか出来ない。それを知っているから、救われる瞬間って最期ぐらいしかないって。 認知症って壊れかけのラジオみたいに時々ちゃんとチャンネルが合うの。自分のこと思い出してくれる瞬間があったりするの。ただ、それを体験しちゃうと勝手に期待しちゃうんだよ。「また思い出してくれるときがある」「治るかも」とか。でもチャンネルが合うのなんて本当に少なくて。でも家族って今まで一緒に過ごしてきた日々があるから、認知症になる前のその人の姿を知っているから、どうしたって期待しちゃうんだよ。 施設で、そういうご家族も見てきたからこそ、この人がこれからも沢山の期待と絶望を味わうんだって分かっちゃって、泣いた。 認知症って当たり前が出来なくなる。本当に些細なことでも。それがゲーム性で表現されてるの凄いなって思った。それを凄く感じたのが人参を切るシーン。ボタンが固定されないから、人参も固定されなくて切ることすらままならない。何回やっても人参が転がっちゃう。そこに、青いかぎかっこが出てきて、「あぁ旦那さんが介護してくれてるんだ」って分かって、また泣いた。だって、旦那さんが自分でやったら早いんだよ。でも旦那さんは奥さんにやってもらおうと、手伝うだけなんだよ。それって凄い優しさなんだよ。それも知ってるからこそ、たったこれだけだったんだけど、愛を感じて泣いた。 そのあとの喧嘩も覚えがあった。チャンネルがずれた瞬間だって。さっきまで普通に話してたのに突然、なんて...








